実務入門 NLPの基本がわかる本 (実務入門)
NLPの基本ということやけど、コミュニケーション全般に通じる考え方が学べる。特に言葉の使い方に関する考え方の整理としては、何度も読みなおしたいような内容。
NLPの本は何冊か読んでるけど、この本が一番具体的でかつ内容も詰まっている感じがする。
NLPとは
「脳の取扱説明書」
「五感と言葉が脳のプログラムを作ったり起動させる」(p12)
というような考え方。
言葉の使い方や五感の活用の仕方について、脳の仕組みから筋道立てて説明されているので納得しやすく頭に入りやすい。
■言葉の裏側にはイメージや体験がある
大事な考えとしては、言葉を話す側にも聞く側にも「言葉の裏側にはイメージや体験があるということ」(p38)
↓
しかし、言葉でその体験のすべてを表現する事はできない。
↓
言葉を受け取った人は受け取った人の体験で言葉では表現しきれない部分の空白を埋めている。
「Bさんは何をイメージしたり感じたりしながらあなたの話を聞いているかというと、BさんはBさん自身の過去の体験・経験に照らし合わせて想像しながら聞いているにすぎないのです」(p55)
例えば、子供の頃に盆踊りに参加して楽しかったといった話をすると、実際に話し手が経験した内容について、聞き手は自分の子供の頃の盆踊りの経験を当てがいながら理解する。
そしてこれによってミスコミュニケーションが発生する。
「コミュニケーションは「話し手」が自分の体験を「聞き手」に伝えるのですが、そのさい必ず体験が言葉に翻訳されます。そして、そのプロセスで省略と歪曲が起こるのでした。翻訳前の体験のレベルに近ければ近いほど具体的で、話し手が伝えたい内容そのものに近いわけです。しかし、言葉に翻訳されるプロセスで、多くの情報が失われて抽象化するわけです。そして、抽象的な表現は大きな空白があるから、聞き手はその空白を自分の体験で埋めなければならないのです。ここにミスコミュニケーションの原因があります。ならば、話し手の真意を理解するためには、失われた情報を取り戻す必要があるわけです」(p62)
そこで
「ミスコミュニケーションは質問と確認で防ぐ」
「本当の確認とは、話し手が本当に伝えたかった体験と、聞き手が受け取った内容をすり合わせること」(p62)
あと、以下のあたりも大事。まず考えを変えるのではなく、行動を変える方が有効という話。
■行動が信念を作りだす
成功者になりたかったら、成功者のモデリングをする
上位概念の信念は行動によって変化させる
「信念のような上位に位置する部分のほうが影響力が大きいということも、理解いただけたかと思います。そして、上位にいけばいくほど、変化させることも難しいのです。何らかの行動をとることは容易にできますが、いきなり信念を変えるのは難しいのです。なぜなら、信念やアイデンティティーは人間にとって特に重要な部分なので、固く守られているからです。ですから、行動を積み重ねることにより少しずつ変化させていくという方法が現実的です」(p114)
あと、以下の話が面白かった。
■人には利き感覚がある
どう異なってくるかというと、型の名前のとおり。
考え方として前向きになれるようないろいろなヒントがあって、買って手元に置いとこうかなーと思った一冊やった。
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NLPの基本ということやけど、コミュニケーション全般に通じる考え方が学べる。特に言葉の使い方に関する考え方の整理としては、何度も読みなおしたいような内容。
NLPの本は何冊か読んでるけど、この本が一番具体的でかつ内容も詰まっている感じがする。
NLPとは
「脳の取扱説明書」
「五感と言葉が脳のプログラムを作ったり起動させる」(p12)
というような考え方。
言葉の使い方や五感の活用の仕方について、脳の仕組みから筋道立てて説明されているので納得しやすく頭に入りやすい。
■言葉の裏側にはイメージや体験がある
大事な考えとしては、言葉を話す側にも聞く側にも「言葉の裏側にはイメージや体験があるということ」(p38)
↓
しかし、言葉でその体験のすべてを表現する事はできない。
↓
言葉を受け取った人は受け取った人の体験で言葉では表現しきれない部分の空白を埋めている。
「Bさんは何をイメージしたり感じたりしながらあなたの話を聞いているかというと、BさんはBさん自身の過去の体験・経験に照らし合わせて想像しながら聞いているにすぎないのです」(p55)
例えば、子供の頃に盆踊りに参加して楽しかったといった話をすると、実際に話し手が経験した内容について、聞き手は自分の子供の頃の盆踊りの経験を当てがいながら理解する。
そしてこれによってミスコミュニケーションが発生する。
「コミュニケーションは「話し手」が自分の体験を「聞き手」に伝えるのですが、そのさい必ず体験が言葉に翻訳されます。そして、そのプロセスで省略と歪曲が起こるのでした。翻訳前の体験のレベルに近ければ近いほど具体的で、話し手が伝えたい内容そのものに近いわけです。しかし、言葉に翻訳されるプロセスで、多くの情報が失われて抽象化するわけです。そして、抽象的な表現は大きな空白があるから、聞き手はその空白を自分の体験で埋めなければならないのです。ここにミスコミュニケーションの原因があります。ならば、話し手の真意を理解するためには、失われた情報を取り戻す必要があるわけです」(p62)
そこで
「ミスコミュニケーションは質問と確認で防ぐ」
「本当の確認とは、話し手が本当に伝えたかった体験と、聞き手が受け取った内容をすり合わせること」(p62)
あと、以下のあたりも大事。まず考えを変えるのではなく、行動を変える方が有効という話。
■行動が信念を作りだす
成功者になりたかったら、成功者のモデリングをする
- 行動のモデリング
成功者の行動(体験・経験)をまねれば、成功の信念が手に入る。 - 信念のモデリング
成功者の信念をまねすれば、成功の現実が手に入る
上位概念の信念は行動によって変化させる
「信念のような上位に位置する部分のほうが影響力が大きいということも、理解いただけたかと思います。そして、上位にいけばいくほど、変化させることも難しいのです。何らかの行動をとることは容易にできますが、いきなり信念を変えるのは難しいのです。なぜなら、信念やアイデンティティーは人間にとって特に重要な部分なので、固く守られているからです。ですから、行動を積み重ねることにより少しずつ変化させていくという方法が現実的です」(p114)
あと、以下の話が面白かった。
■人には利き感覚がある
- 視覚優位型(Visual)
- 聴覚優位型(Audio)
- 身体感覚優位型(Kinesthetic)
どう異なってくるかというと、型の名前のとおり。
- 「視覚優位型(V)」の人
→音や感覚よりも図やイメージ、絵や映像でものごとをとらえる傾向がある。
使う言葉の例:
「見る」「明らかになる」「イメージしやすい」「見通しが…」「将来の展望が…」
指導者や社交家に多い。 - 「聴覚優位型(A)」の人
→音や言葉でものごとをとらえる傾向がある。他のタイプの人に比べて論理的に考える傾向が強い。
使う言葉の例:
「人聞きが悪い」「○○とはどういうことですか?」「理にかなっていますね」
経理や参謀役員、セールスパーソンとして活躍するタイプ。音楽や語学が得意な人も多い。 - 「身体感覚優駿型(K)の人
感覚的。判断するときに直感を大切にする。
使う言葉の例:
「なんとなく~な感じがする」「しっくりこない」「腑に落ちない」「つかむ」「握る」
インストラクターやエステティシャン、販売員などで力を発揮する可能性が高い。スポーツ選手にも多い。
考え方として前向きになれるようないろいろなヒントがあって、買って手元に置いとこうかなーと思った一冊やった。
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