2012年10月16日火曜日

「謙虚であること」と「自己信頼をしないこと」の違いが述べられている「図解 NLPコーチング練習帳 脳の戦略から変化を引き出す」


図解NLPコーチング練習帳―脳の戦略から変化を引き出す

この著者の本は2冊目やけど、図解での解説シリーズを何冊か出してるっぽい。

今回のものは結講専門的な用語の羅列みたいなところも多くて、専門的に勉強している人には良さそうやけど、入門として読むにはちょっと読みづらい感じ。

全体的には、前回読んだ「図解 NLPコーチング術 やる気と能力を引き出す」の方が分かりやすかった。

基本的な解説内容は同じやけど、こちらの本で読んだ中では、人は成功を恐れているっていう話が印象に残った。謙虚であることと自己信頼をしないことっていうのは別の話であるということ。

■人は成功を恐れている
「人が最も恐れているもの-それは、自分の想像を超えた成功です。その壮大さや輝きをどうしても直視できないで自分でおとしめ、値引きしてしまうことがあります」(p22)

「美徳とされる「謙虚でいること」と「自己信頼をしないこと」を区別できない人によく出会います(中略)「謙虚でありながら、まだまだ成長し、自分の価値の最大化を達成する存在として、自らを信頼すること」は、できるはずです。」(p22)

「私たちが最も恐れるのは、能力がないことではなく、計り知れないほど能力があることなのです!
 私たちが最も恐れるのは、闇ではなく、光なのです!
 自分を卑小化することは、世の中に何ら役に立ちません。
 他の人が不安にならないように、自分を小さく見せることは、賢明とは言えません!
 自分の光を輝かせることによって、無意識のうちに他の人たちも輝くことを、自分に許せるようになります。
 私たちが自分自身の恐怖を乗り越えたとき、私たちがそこにいるだけで、自然に他の人をも自由に解放してゆくことができるのです」-マリアンヌ・ウィリアムソン
(p82)

あと、以下のあたりはコミュニケーションの話で共通の話やけど良い復習になった。

■コミュニケーションとは
「コミュニケーションとは、あなたが相手から引き出した反応だ」
「何を言おうが、何を見せようが、相手が「この人はこう言った」と思ってしている反応が、あなたの「伝えたこと」に他ならない」
(p70)


■意味はフレームによって決まる
例:雨が降っている
「なんだかうっとうしい天気で、気分も滅入っちゃうな!」
=「天気が悪いのは良くない」という一般化

しかし、トルコでは雨は「天気が良い」という意味
(p60)

このあたりは何度聞いても実際のコミュニケーションの際にはついつい忘れがちなんで、度々思い返して心に刻み込まんとなーと改めて確認。

最後にもう1つ、以下の考え方は前向きに生きるのに良いなーと思った。

■意図を持って起きる
「目が覚めたら、『今日一日エネルギッシュに過ごすぞ!』と言いながら、一気に上半身を起こして両腕を天井に突き上げ、『オハヨウ』と自分に言う」
→全く違った一日になる
(p66)

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